犬の三大アレルギーと呼ばれる疾患は、「アトピー性皮膚炎」「食物アレルギー」「ノミアレルギー」といわれています。
いずれも主な症状は「かゆみ」で、なかでも愛犬が過ごす環境からの刺激に反応が出る『環境アレルギー』と、次いで『食物アレルギー』の大きく2つがあげられます。
ドッグフードなどの表示で見かける『グレインフリー』と『グルテンフリー』の表記。
グレインは「穀類」全般を指す言葉で、小麦・トウモロコシ・米などが代表的です。栽培が容易で保存性にも優れ安く入手できることからドッグフードの主な炭水化物源としてよく使われていますが、本来は肉食である犬がグレインを多量に摂取することはアレルギーの原因につながる場合があるのです。
一方「グルテン」は麦類(小麦・大麦・ライ麦)に含まれるたんぱく質の一種。植物性タンパク質として大切な栄養素となりますが、こちらもアレルギーを起こしやすいといわれ、麦類にアレルゲンが特定された場合には除去が必要です。
アゼットのアレルギーケアフードは、穀物全般のアレルギーに対応した2種の『グレインフリー』。「フィッシュ&ポテト」は、穀物だけでなく肉類も食べられないわんちゃんにも配慮した数少ない高機能フードです。どちらもアレルギーを起こしにくいじゃがいもを主原料としており、野菜ならではの食物繊維、ビタミン、ミネラルなどバランスのよい栄養素を補えます。
犬の『環境アレルギー』は環境中のアレルゲンによって引き起こされるアレルギーであり、皮膚トラブルの事例が多くあります。ダニなどのハウスダストやノミ・カビ・花粉などが知られており、アレルギーが疑われる症状でお悩みの場合は、フードが原因かどうかを判断する前に獣医師をはじめとした専門家へ相談されることをおすすめいたします。
犬の『食物アレルギー』が疑われる場合は、原因になる食べ物を調べる必要があります。反応を起こしやすい代表的な食べ物としては、鶏肉や牛肉・白米・大豆・小麦・乳製品などがあり、アレルギーとなる原材料を除去した適切なフードを与えることで健康的な皮膚を保ちトラブルの防止をサポートします。
全ての愛犬とオーナー様が健康で幸せに暮らすためのサポートをすることがAZの理念です。特に大型犬は身体が大きく、フードの消費量も多いのが特徴。体調を崩した場合のケアはオーナー様の負担も大きくなります。愛犬がどんな体格でも、年齢でも、アレルギーを持っていても、A犬種〜Z犬種まで全ての愛犬に対応できる健康で安心できる食事を目指し、AZはフェーズフリーの観点とともにこれからも良質なフードの販売を行なってまいります。